共にイオングループに属するウエルシアホールディングス(HD)とユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)は2月25日、日用品の共同調達を始めると発表した。
それぞれの子会社であるドラッグストアのウエルシア薬局と食品スーパーのマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東が、ヘルスケア、ビューティケア、家庭用消耗品などの分野で商品を共同調達する。商談や棚割り、販促などに関する業務も統合する方針。
ウエルシア薬局とU.S.M.H傘下の食品スーパー3社は3月1日、商品供給などに関する契約を結ぶ。ウエルシアHDは関東を中心に東北地方から中国地方まで1998店舗(海外6店舗を含む、2019年11月末時点)、U.S.M.Hは首都圏で519店舗(2月25日時点)を展開している。
ウエルシアHDの家庭用雑貨の売上高(19年2月期実績)は1166億円、一方、U.S.M.H傘下の3社の生活用品の売上高(同)は合計約260億円で、売上構成比では全体の3.9%だった。