週刊コンビニエンスストアニュース ファミリーマート、大阪・関西万博会場内店舗をオープン!
ファミリーマート(東京都)は4月13日に開幕する大阪・関西万博会場内に出店する。横幅7m超の大型・高画質サイネージを活用し、ファミペイの公式キャラクター「ファミッペ」の3D映像と合わせて、サステナビリティへの取り組みを紹介する映像を上映する予定だ。また、レジには、リアルタイムで翻訳・表示ができる大日本印刷(東京都)の対話支援システムを導入する。対話の音声をリアルタイムで文字に変換し、透明ディスプレイに表示することで、多言語に対応したユニバーサルな接客を行う。(4月1日~7日までのニュースをまとめました)
ファミリーマート
新生活の健康をデジタルサイネージでサポート
4月1日から14日までの期間、大塚製薬(東京都)と連携して店内に設置されたデジタルサイネージ「Family Mart Vision」で、「朝食喫食」の啓発動画を放映する。23道府県については自治体とも連携し、道府県ごとに作成したオリジナル動画で、朝食の重要性を広く呼び掛ける。
ハインツとのコラボ商品5種類発売
トマトケチャップなどの洋風ソースブランドのハインツ日本(東京都)とコラボレーションした商品を4月1日から発売した。ハインツのトマトケチャップやデミグラスソースを使用するのは、コンビニ業界で初めての取り組みとなる。商品は以下の5種類だ。
- 「デミグラスソースのオムライスおむすび」(税込298円)
- 「濃厚デミソースの大きな鉄板焼ハンバーグ弁当」(同698円)
- 「デミグラスバーガー」(同320円)
- 「ピザサンド トマトケチャップ&あらびきポークウインナー」(同320円)
- 「トルティーヤドッグ」(同248円)
「ブルーベリーヨーグルト味フラッペ」を発売
若年層を中心にブームとなりつつあるフローズンヨーグルトの味わいをめざして開発した「ブルーベリーヨーグルト味フラッペ」(同350円)4月8日から発売する。フラッペは、ブルーベリー果肉ソースとヨーグルト味かき氷の2層仕立てに仕上げた。ブルーベリー果肉のつぶつぶ食感と、ヨーグルト風味の爽やかな味わいをマッチさせた。
セブン–イレブン・ジャパン
Ubieと医療・ヘルスケア分野で協業
ヘルステックスタートアップのUbie(東京都)とヘルスケア分野での協業に向けた業務提携に合意し、セブン–イレブンを引受先とする第三者割当増資を実施した。Ubieは、月間1200万人以上が利用する症状検索アプリ「ユビー」を立ち上げている。さらに、全国1800以上の医療機関で採用されているAI問診など、複数のソリューションを有する医療機関向けパッケージ「ユビーメディカルナビ」、製薬会社と協業して疾患・治療啓発情報を提供する「ユビーfor Pharma」を展開する。今回の提携により、全国約2万2000店舗のセブン–イレブンのネットワークとUbieの医療AIテクノロジーを組み合わせ、「いつでも、どこでも、誰もが」安心して健康サポートを受けられる社会インフラの構築をめざす。
大阪・関西万博会場内に“未来型店舗”をオープン
未来に向けてさまざまな挑戦を具現化した“未来型店舗”2店舗を4月13日にオープンする。「環境」「商品」「買物体験」の3つの視点で未来に向けた新たな取り組みを紹介する。
- 環境………踏んだ振動を電気に変換する素材を使用した発電床、水素で発電した電気を使用した「セブンカフェスムージー」マシン、ペットボトルなどの容器プラスチックの資源循環への参加など
- 商品………持続可能な原材料を使用したオリジナルフレッシュフード、環境配慮型のパッケージで包装された商品など
- 買物体験…万博限定のカウンター商品、アバターロボットを使用した遠隔接客など