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週刊コンビニエンスストアニュース ファミリーマート、「ファミマこども食堂」が好評

ファミリーマートがJA全農と連携し、地域の消費者と酪農や牛乳を楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」を12月17日の「平塚御殿店」(神奈川県平塚市)を皮切りに、1月31日まで全国30店舗で開催する。店舗のイートインスペースを活用して、「楽しく食事ができる場所」「地域との交流の機会」を提供することで、地域の活性化を応援するファミリーマートの取り組みに、JA全農がコラボパートナーとして参画。親子を対象にした酪農の理解醸成と牛乳の需要拡大を目的にしたものだが、混ぜてみたい牛乳トッピングを選ぶ「牛乳混ぜ飲み体験」や「らくのうクイズ」、「牛乳とカルシウムのお話」など、子どもの好奇心をくすぐるプログラム内容にした。(2024年12月24日~2025年1月6日までのニュースをまとめました。)

ファミリーマート
食品ロス削減に「涙目シール」が効果を発揮

 店舗で発生する食品ロスの削減に向け、おむすびや弁当などの中食商品に貼る値下げシールを、涙目のキャラクターや「たすけてください」のメッセージの入ったデザインに変更し、今春から全国の店舗で取り組みを開始する。昨年10月30日から11月26日まで、東京都と神奈川県の一部店舗で行った実証実験の結果を踏まえたもので、シールのデザインを変えることで、値下げした商品の購入率が5ポイント向上。全国の店舗に拡大した場合、食品ロスを年間約3000トン削減できると判断した。

ポイントがたくさんもらえる「ファミマのお年玉」

 24年12月26日から25年1月6日までの期間、「ファミマのお年玉」を実施。300円(税込)以上の買物をアプリ「ファミペイ」で支払うと、100円相当のポイントが毎日もらえるキャンペーンで、期間中5回以上の買物顧客を対象に、最大2万円相当のポイントが当たる抽選も行った。また、同期間中は「ファミマルSweetsがどれでも2個購入で30円引き!」、「人気のアイス12種類とハーゲンダッツミニカップ4種類がおトク!」キャンペーンも併せて展開した。

「コンビニエンスウェア」ブランド初の福袋

 ブランド立ち上げから5年目となる2025年。記念すべきアニバーサリーイヤーの初めに合わせ、ブランド初となる福袋「福袋二〇二五」(税込2000円)を発売した。「コンビニエンスウェア」を象徴する人気アイテム4種類をセレクトし、通常販売価格より約1000円分お得な内容にした。

セブン-イレブン
バイオディーゼル燃料を活用して商品配送

 三井物産と連携し、店舗へ商品を配送するトラックにバイオディーゼル燃料(BDF)100%のB100燃料を活用する実証実験を、12月26日からフローズン神戸センター(運営会社・三井物産流通グループ)で開始した。大阪府や京都府の約1500店舗から回収した使用済み食用油から高純度のB100燃料を精製し、センターの車両に給油して店舗へ商品配送を行うもので、バイオ燃料の調達・供給管理については三井物産100%子会社が担う。BDFは、植物が成長過程でCO2を吸収しているため、燃焼時のCO2排出量は計算上ゼロになる。B100燃料は、カーボンニュートラル効果が見込まれ、軽油と比較して1ℓ当たり2.62㎏使用相当分のCO2排出量を削減する効果があるとされる。

「恵方巻」の予約受付を開始

 今年の節分に向けた「恵方巻」の予約受付を12月23日から開始した。今年は、「特別感」「定番商品」「みんなでわくわく」をテーマに、贅沢な味わいを楽しめる特別感のある具材を使用した商品から、こだわりの原料と製法で仕上げた定番商品まで、5種6品を揃えた。「特別感」を感じられる牛すき煮の「恵方巻」では、「松阪牛」「神戸牛」「米沢牛」に加え、今年は新たに「白老牛」や「佐賀牛」も採用。地域の食材の活用に取り組んだ。

ローソン
「地域防災コンビニ」からのAIドローン出動に成果

 石川県、石川県警察、KDDI、ローソンの4者が12月23日、ローソン店舗の屋根に設置したAIドローンを使い、捜索や事故時の初動対応など、警察活動の高度化に向けた「地域防災コンビニ」の実証で成果を上げた。実証では、七尾警察署からAI制御により障害物を自動回避しながら安全に自律飛行が可能なドローンを、「ローソン七尾小島町店」から行方不明者の捜索現場や交通事故現場に見立てた場所まで飛行させ、現場到着後は、AIドローンのサーマルカメラや高精度カメラ映像を通じて、石川県警察とKDDIが連携。遠隔で現場確認までの初動対応を行い、警察活動への活用の可能性を確認した。

いちごを使用した商品20品を順次発売

 1月7日から順次、「いちごの日(1月15日)」に合わせ、いちごスイーツ専門店「ICHIBIKO」が監修した15品を含むスイーツ、アイス、ベーカリー、チルド飲料、菓子など、いちごを使用した20品を全国の店舗で発売する。

<ローソンストア100>「福袋」と「お楽しみ袋」を販売

 1月1日から4日まで新春セールを開催。セールに合わせ、カップ麺3点・菓子7点が入った「福袋」と、菓子7点が入った「お楽しみ袋」(いずれも税込1080円)を販売した。購入特典として、「指定農場のたまご」(6個入)の無料券も配布した。

ミニストップ
横綱級のスイーツ2品

 家族などが集まる年末年始に合わせ、ビッグサイズスイーツの「どすこい!プリン」(税抜398円)と、「どすこい!無限くりーむフェスティバル」(同488円)を12月26日から発売。プリンは人気商品「THEプリン」の約2.7倍、フェスティバルは大ヒット商品「無限くりーむ」の約1.6倍に増量した。

人気商品「Xフライドポテト」を1.5倍に増量

 12月26日から1月9までの期間、「X(エックス)フライドポテト」(税抜270円)の1.5倍増量セールを実施した。「ダブルチーズXポテト」(同398円)をはじめ、「ホットドッグXポテトセット」(同450円)、「チリドッグXポテトセット」(同480円)、「チーズドッグXポテトセット」(同480円)もXフライドポテトを1.5倍に増量。「Xフライドポテト」は、ポテトをX状の形にすることで揚げ油に触れる面が12面(一般商品は4面)に増え、外側のサクサク感と中のホクホク感を同時に楽しめるのが特長。原材料のじゃがいもには、でんぷんが多く、クリーミーで甘みのあるドイツ産を中心とした「アグリア種」を使用している。