ローソンは2月4日、深夜時間帯に休業するなど時間営業を実施している店舗が2月1日時点で176店舗になったと発表した。2019年9月1日時点の74店舗に比べて約2.4倍に増えた。
ローソンではフランチャイズ契約時の書面に時短営業が可能であることを明記しており、従来から加盟店が自由に時短を選択することができるが、人手不足の影響により時短営業実施店が増加している。
また、今年は正月休業を実験的に行ったが、この実験に参加した店舗は都市部を中心に102店舗だった。これらの店舗では、19年の大晦日から20年元日にかけて半日または1日半、休業した。
実験に参加した加盟店オーナーからは、「家族と一緒に過ごせる時間が取れた」「クルー(従業員)確保が難しい時期なので助かった」など休業を前向きに捉えるコメントがあった一方、「休業の事前告知をすることで、休業前から客数が減った」「休業明けも客数が戻りにくかった」という声も寄せられた。