週刊コンビニエンスストアニュース ローソン、大日本印刷と連携し「販促最適化AI」を導入
セブン-イレブン
<中間決算>国内CVS事業の営業利益は7.8%減
25年2月期第2四半期決算(連結24年3月1日~8月31日)は、国内CVS事業の営業収益が前年同期比1.8%減の4623億6800万円、営業利益が同7.8%減の1277億1200万円、海外CVS事業の営業収益は同14.5%増の4兆6125億100万円、営業利益は同35.0%減の733億2500万円となった。
国内CVS事業は上期、「マーケットニーズに対応した品揃えの拡充」「お客様への新たな買物体験の提供」「品質と価格を両立した価値の提供」など、客層の拡大と来店頻度の向上への取り組みを進めた。また、デリバリーサービス「7NOW」については、全国展開に向けた体制強化に加え、「7NOWアプリ」の認知度向上のための施策を推進した。なお、中間期末の自営店と加盟店の売上を合計したチェーン全店売上は、同0.3%増の2兆7299億3400万円となった。
海外CVS事業は、北米が継続的な事業の成長と資本効率の向上をめざし、「オリジナル商品の強化」「デジタル・デリバリー施策の促進」「Speedwayとの統合によるシナジー創出」「店舗網の拡大」の4施策を推進。また、米国Sunoco LP社からCVS事業とガソリン小売事業の一部の取得を完了した。なお、自営店と加盟店の売上を合計したチェーン全店売上は、同10.6%増の5兆3310億5900万円と2ケタの伸びとなった。
ファミリーマート
パンとスイーツを融合させた「感動!スイーツパン」
世界的なパティシエの安食雄二シェフが監修した「感動!スイーツパン」から、「ティラミスメロンパン ヘーゼルナッツコーヒークリーム」、「塩キャラメル生フランスパン」、「焼きチョコクロワッサン クイニーアマン仕立て」(各税込185円)を10月8日に発売。3品とも「ファミマルBakery」の新商品で、「パンより贅沢。スイーツより満足。」をコンセプトにして、パンとスイーツを融合させた。
「Cosme Kitchen」との協業ブランドから新アイテム
「Cosme Kitchen」と協業したスキンケアブランド「Mitea ORGNIC」から、「miffy」とコラボレーションしたアイテムを10月15日から発売する。ブランドデビュー2周年を記念して発売するもので、「アクアセラムウォッシュ」(同1188円)や「クレンジングセラムオイル」(同1848円)など7アイテムを取り揃えた。
「Afternoon Tea」監修シリーズからホット専用飲料
アイビーカンパニーが運営する紅茶ブランド「Afternoon Tea」が監修するホット専用飲料「はちみつ香るアールグレイティー」(同140円)、「黒豆香るルイボスティー」(同130円)、「アールグレイラテ」(同150円)の3種類を、10月15日から発売する。「Afternoon Tea」監修のホット専用飲料は、23年の販売が前年比110%を超える伸びをみせ、今年は、シリーズ初のはちみつを使用したアールグレイティーや黒豆香るルイボスのフレーバーティーをラインアップした。
「ファミマの名店三昧」フェアを開催
三ん寅監修「味噌らーめん」(同618円)、味仙本店監修「台湾ラーメン」(同598円)、Shin-Shin監修「とんこつラーメン」(同578円)を販売する「ファミマの名店三昧」フェアを、10月15日から開催する。今回発売するラーメンの麺には、数々の名店でも使用されているブランド小麦「春よ恋」を使用した。
<中間決算>事業利益は微増ながらも増収
25年2月期第2四半期決算(連結24年3月1日~8月31日)は、営業収益が同1.4%減の2575億600万円、事業利益が同0.1%増の517億6600万円となった。営業収益は、前年に譲渡した子会社売上約70億円を除くと、増収を確保した。事業利益は、既存店の収益力向上に伴うFC収入の増加や、広告・メディア事業の大幅な伸長によって、人件費やシステムなどの償却費増加を吸収し、増益となった。