今週のコンビニエンスストアニュース ローソン、閉店店舗の壁や柱をリユースした店舗をオープン
建物建材の7割を再利用し、CO2排出量を6割削減する新店舗を、ローソンが岩手県北上市にオープン。岡山県津山市の店舗に続く2店舗目のケースで、閉店店舗の壁や柱などを活用したリユース店舗としてよみがえらせた。現在、国際的な課題となっている、建物の建設や修繕・解体などに伴う「エンボディード・カーボン」の発生を抑える動きのひとつだが、国内ではまだ十分に普及していない。再利用の対象となるのは、ローソンが大和リースと共同で開発した「DL-e(ディーエルイー)工法」によって2013年以降に建設された店舗のうち、各種要件を満たした店舗。組み立てと解体がしやすい仮設店舗の建設を行ったことがきっかけで誕生した軽量鉄骨を利用したプレハブ工法でもあるが、改良も確実に進んでいる。(10月1日~7日までのニュースをまとめました)
ローソン
<東北地区>山形の味が楽しめる「山形フェア」を開催
10月1日から東北地区の店舗で、山形県産食材を使用した商品や地元人気店監修商品など、山形県にゆかりのある商品8品を発売。昨年6月の岩手、10月の秋田、今年1月の青森、7月の福島に続くフェア。
武田薬品とコラボしたIBDreamめし入賞レシピを公開
「IBD患者さんの“いま食べたい!”を叶える」をテーマに、ローソンが販売する商品を使用したIBD患者さんのための簡単・時短アレンジレシピを、今年5月16日から6月12日まで募集。集まった多数のレシピの中から、医師、栄養士、患者会代表者、患者を含む5名の審査員による審査と、ローソン公式X上で行われた一般投票で、グランプリレシピ1つ、入賞レシピ4つを決定。計5つのレシピを管理栄養士などの監修を経て、9月30日から武田薬品とローソン公式ウェブサイトで公開した。グランプリレシピで使用したローソンオリジナル商品は、「国産ほぐしサラダチキン プレーン」、「宮崎県産カットほうれん草」(冷凍食品)、「国産小麦使用 讃岐うどん」(冷凍食品)。
- <グランプリレシピ>「洋風トマトぶっかけ」
- <入賞レシピ>「サラダチキンのトルティーヤ風」「豆腐のなんちゃってロールケーキ」「そうめんでシンガポールラクサ風」「時短/簡単!豆腐たこ焼き風」
(注)IBD……腸を中心とする消化管粘膜に炎症が生じる疾患。主に10代から20代に多く発症し、頻回の下痢や血便、腹痛、発熱、慢性疲労などの症状がある。脂質制限が必要なため食べられるものが限られ、脂質コントロールがむずかしい外食後は体調を崩しやすく、食事においても悩みを抱えることが多い。
<ローソンストア100>「100円おでん」の販売スタート
昨年9月半ばから今年2月末にかけて約156万個を販売した「100円おでん」シリーズを、10月2日から展開する。「100円おでん」は、「ひとつのパックに“ひとつの具材だけ”」が特徴で、下ごしらえ済みのため簡単に「おでん鍋」が楽しめる。1パックは税抜100円。今年度は、新商品の「うずら巻」と「ウインナー巻」を加え、計14種類のおでん種を販売していく。