週刊スーパーマーケットニュース イトーヨーカドー、家庭系廃食用油の回収拠点を拡大

阿波 岳 (ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者)

アルビス
県産米粉の消費拡大に向け富山県と連携

 富山県と連携し、県産米粉の消費拡大に向けた取り組みを91日から30日までの1ヶ月間、県内10店舗の青果売場で実施する。県の主要品である米の需要が減退するなか、小麦価格や物価の高騰を踏まえ、県産米粉の消費拡大を図ることを目的とした県の事業に、地産地消推進の観点から協力するもので、青果売場では県産米粉と県産アルギットにらを使ったメニューを提案し、消費促進に取り組む。

「ローリングストック」を全店舗で提案 

 9月1日から1ヶ月間、気軽に始められる食品の家庭備蓄「ローリングストック」を全店舗で提案する。水や乾電池、カセットコンロなどの災害備蓄品に加え、大規模災害時にはライフラインの復旧や救援物資の到着まで3日かかると言われていることから、最低3日分の食料品をキッチンで保管し、日常的に使いながら災害時に備える「ローリングストック」を推奨。店頭で3日分の備蓄食品のサンプル展示とチェックシートの掲出、不足しがちなタンパク質や野菜摂取を促進するレシピ提案を行う。また、高齢者や食べる機能が弱くなった顧客に対しては、柔らかいレトルトご飯やゼリー飲料、菓子や飲料など、「あるとホッ!」とする嗜好品の提案も行っていく。

カノー
環境配慮の懸賞付き広告レジ袋を10月から導入

 大阪府を中心に京阪神間でスーパーマーケット「食品館アプロ」を展開するカノーが、鶴見店、新森店、中宮店、旭店の4店舗で、バイオマス素材で環境に配慮した懸賞付き広告レジ袋「FUKURO2.0」(無料)を101日から導入。レジ袋に印刷されているQRコードを読み込み、アプリをインストール。アプリ上で動画広告を30秒間視聴し、デジタルスタンプをゲット。スタンプを貯めてガチャを回すことで景品がもらえる、楽しさも盛り込んだレジ袋にスイッチする。

イオンリテール
「イオンスタイル伏見桃山」をオープン

 1015日のオープン。202012月に営業を終了した「イオン伏見店」の跡地に建設されたマンションの1階と2階に出店する。①鮮度へこだわり“京都産の野菜や鮮魚”などの地場商品を品揃え、②ライフスタイルに対応した提案型のフローズン売場を展開、③地域の食文化に対応した商品を展開、④毎日の生活をサポートするサービスを提供、を店舗コンセプトにした。

  • 所在地……京都市伏見区御堂前町616
  • 店舗面積…881
  • 営業時間…8時~22
  • 駐車台数…145台

バロー
「登美ヶ丘店」をオープン

 96日、奈良市に「登美ヶ丘店」をオープン。「奈良にバローブランドを確立する」をコンセプトに、「評判となる商品」、「評判となる売場」、「評判となる従業員」に注力して、新規エリアでのデスティネーションストア確立を目指していく。

  • 所在地……奈良市登美ヶ丘3-3アクロスプラザ奈良登美ヶ丘1
  • 売場面積…550
  • 営業時間…10時~20時(土・日930分~)
  • 駐車台数…129
  • 従業員数…社員16名、パートタイマーなど110

ゆめマート熊本
「サニー九大学研都市店」をオープン

 2024年冬にオープン。JR九大学研都市駅から徒歩約7分の距離にあり、商業施設や学校、マンションや多くの住宅が集合するエリアに出店する。同店のオープンで、イズミグループ全体では266店舗、ゆめマート熊本では94店舗、サニーは福岡県内で63店舗となる。

  • 所在地……福岡市西区北原田尻3街区
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記事執筆者

阿波 岳 / ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者

大学卒業後、社会の荒波にもまれる日々を経験。そこで書籍や会報誌の編集に携わるうちに、メディア事業への興味が芽生え、今に至る。
趣味は喫茶店巡りと散歩。喫茶店での一杯のコーヒーや、街角の散策を生きがいとしている。
これまで全都道府県を制覇するという小さな目標を達成した。何かを極めたり、制覇したりすることには、なぜか人一倍の熱意を注いでいる。
最近の悩みは、ここ数年で増えた体重との戦い。健康の大切さを意識しつつも、喫茶店のコーヒーに合わせたスイーツや、ランチの大盛りがやめられない。今日もまた元気に「大盛で!」と注文しつつ、明日こそ控えめにしようと心に誓っている。

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