ドラッグストア大手のマツモトキヨシホールディングス(HD)とココカラファインは4月26日、資本業務提携に向けた協議を始めると発表した。資本業務提携が実現すれば、合計店舗数が3000店舗を超えるドラッグストア連合が誕生することになる。
19年3月末時点での店舗数はマツキヨHDが1654店舗、ココカラファインが1354店舗で、業界最大手のウエルシアHDの1824店舗(2月末時点)を大きく上回り、店舗数最大のツルハHDの2067店舗(4月15日現在)も上回ることになる。
両社は資本業務提携により、医薬品など商品の仕入れでスケールメリットを追求する。物流やプライベートブランド商品の共同化も進め、収益力を高める。19年9月までに最終合意し、12月末までの手続き完了を目指す。
19年3月期の売上高は、マツキヨHDが5850億円、ココカラファインが4000億円を見込む。ウエルシアHDの19年2月期の売上高は、7791億円だった。