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平和堂の夏原平和会長が死去、77歳

 平和堂は12月20日、夏原平和会長が同日、肺がんのため死去したと発表した。77歳だった。遺族の意向で、通夜と葬儀・告別式は近親者だけで執り行われる予定。後日「お別れの会」を開く予定だが、日時・場所などは決まっていない。

 夏原氏は1968年に同志社大学を卒業後、父親が創業した平和堂に入社。70年取締役、75年専務取締役、83年副社長を経て、1989年に2代目の社長に就任した。2017年にソニー出身の平松正嗣氏に社長の座を譲った後も、代表権のある会長として同社を率いていた。

 また、夏原氏は平和堂のほかオークワ、ライフコーポレーション、コープこうべなどチェーンストア15社と3つの生活協同組合が加盟する共同仕入機構、日本流通産業(ニチリウ)の社長も2013年から務めていた。