女子学生比率34.8%
10月22日のBLOGでは、「再び、早明戦」というタイトルで、質実剛健を売り物にしていた早稲田大学、明治大学の2校の変貌ぶりについて書いた。
http://diamond-rm.net/articles/-/7063
その後、早稲田大学商学学術院の恩蔵直人教授と話す機会があり、「なぜ、そうなってしまったのか」と尋ねてみた。
答えは明快だった。「それは君が学生だった時とは異なり、女性の比率が増えているからだよ」。
調べてみると、まさにその通りで、早稲田大学の「学部」における女子学生比率は、1990年には19.3%と2割に満たなかったが、翌1991年には20%を超え、2000年には26.5%に上昇。その後も比率をどんどん伸ばし、最新の2010年の数字では、実に34.8%にも上っている。
「以前は、女性の大半は文学部や教育学部に在籍していた。最近の傾向は、政治経済学部、商学部、社会科学部などの社会科学系で存在感を見せていることだね」。
なるほど、校歌斉唱も女性の声が多くなって当然だ。
しかも、私の学生時代同様に男子学生は学校に寄り付こうとせず、キャンパスには熱心に勉学に励む女子学生が目立つのだという。
「キャンパスにいる男女の比率は、たぶん半々くらいでしょう」と恩蔵教授は教えてくれた。
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