茶髪・ヒゲ禁止令 その後
2009年11月19日のブログの続き。
プロ野球も開幕から丸2カ月が経過。そろそろチームの優劣が鮮明になり始めた。
2009年秋の監督就任時に「茶髪・ヒゲ禁止令」を発令した横浜ベイスターズの尾花高夫氏、オリックスバッファローズの岡田彰布氏、千葉ロッテマリーンズの西村徳文氏、の3チームの成績はいかに?
まず、2009年の勝率は3割5分4厘とイチローの打率のような数字で、セントラルリーグで圧倒的な最下位だった横浜ベイスターズは、5月28日現在、勝率4割2分6厘と4位につけている。クライマックスシリーズへの出場権を得られる3位にはまだ5ゲーム差があるが、戦前の評論家の予想は厳しいものが多かっただけに健闘していると言えるだろう。
次にこちらも勝率3割9分4厘とパシフィックリーグの最下位だったオリックスバッファローズは同日現在4割8分と4位。昨年、勝率4割4分6厘で5位に甘んじた千葉ロッテマリーンズは、現在勝率6割と埼玉西武ライオンズに次いで第2位の好位置につけている。
偶然かどうかは、分からないが、「茶髪・ヒゲ禁止令」を出した3監督のチームは、そろって去年を上回る成績を残し、奮闘しているのである。
ここまでの闘いぶりから総括すると、プロ野球選手といえども、自由放任のマネジメントでは限界があり、組織を運営するに当たっては、それなりの規律と規則が必要ということになる。
ただし、この結論は、あくまで中間報告。勝負事なので、シーズンが終わってみないことには、正しいかどうかは分からない。
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