私の節酒方法
別に悲壮な決断をしたわけでもなく、3月以降、飲酒を控えている。
人間ドッグで検査をすれば、いくつかの項目で引っかかるものの、急を要するような重篤な病や症状があるわけでもない。
4年半記録しているレコーディングノートを振り返ると、3月は飲まない日が20日、飲んだ日が11日。4月は昨日まで12勝6敗。過去4年間を通じて、飲まなかった日の平均が365日中15日程度なので、すでに2カ月弱で2年分の実績を達成したことになる。
まあ、それ以前が異常な飲み方であり、ほぼ毎日、アルコールを口にしていたわけで、普通の人に言わせれば、正常化が図られただけと何も評価されないだろう。
ところが、身体は正直なもので、動きに俊敏さを取り戻し、高めだった血圧は正常値に戻り、肝臓の調子も心なしか良いような気がする。
節酒のコツも少しつかめてきた。とくに飲んだ日の翌日が注意日だ。
飲酒には習慣性があるのだろう。飲んだ日の翌日は、夕方になると何となく飲みたくなる。ここで衝動のまま、飲んでしまうとずるずる毎日飲む循環に入ってしまう。
そんな時は、晩ごはんをしっかり食べて、先に空腹を満たしてしまう。
すると、あら不思議、飲みたくなくなることが多い。それでも飲みたいときには、「キリンフリー」などのノンアルコール飲料を口にすると酒類への飢餓感が全くなくなり、さらにその翌日の夕方は別に飲みたくなくなる。
いつまでこの状態を続けることができるかは分からないが、40半ばを越えた中年の健康維持法として、まずは1年間、続けてみたい。
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