ジュンテンドー
中国地方で高いシェア、最近は大型店の出店続く
中国地方を中心に、近畿地方に128店舗(2024年2月現在)を展開している。17年に、カー用品店のイエローハットの事業を山陰イエローハットに事業譲渡。19年にドラッグストア事業を ウエルシア薬局に譲渡するなど、ホームセンター事業への集中をはかっている。
24年2月期の営業収益は、対前期比0.7%減の446億円、営業利益が同64.8%減の3億円、と大幅な減益となった。
これまでの同社は中国地方の比較的ルーラルな立地に小型店の出店でシェアを伸ばしてきたが、近年は、旧店舗の移転増床を含めて大型フォーマットの出店を進めている。23年4月に3428㎡の「京丹波店」、同年7月には3179㎡の「野上店」を出店。24年11月には5275㎡の「萩店」を開店する予定だ。
24年3月に、組合員数21万人以上、島根県全域を管轄するJAしまねと業務提携を締結した。この提携で、JAマークの農薬や肥料を県内のジュンテンドーの店舗で販売するほか、JAのポイントカードとジュンテンドーのポイントカードの相互乗り入れを実施する。
25年2月期の業績は、営業収益が同1.4%増の453億円、営業利益が同9.7%増の3億円の増収営業増益を見込んでいる。
代表取締役社長 : 飯塚 正
売上高 | 売上高 総利益率 | 売上高 営業利益率 | 売上高 販管費率 | 売上高 経常利益率 | 売上高 当期純利益率 |
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44,653百万円 | 28.7% | 0.7% | 30% | 0.7% | 0.4% |
決算期:2024年2月 / 個別