グッデイ
北九州を地盤に店舗展開、説教的なDXへの取り組み
嘉穂無線ホールディングスの中核事業会社として、北九州と山口県でホームセンター64店舗を展開する。店舗分布は、福岡42店舗、大分8店舗、佐賀7店舗、熊本4店舗、山口3店舗。2024年3月期の売上高は334億円で、業界では20位だが、福岡県では業界で6位のナフコとシェアを二分する。キャッチフレーズは家族でつくる いい一日”Everyday GooDay”。
23年11月に、ホームセンター大手のカインズとカインズオリジナル商品の供給を受ける契約を締結した。
グッデイは、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みでも注目されている。クラウド型グループウェアや、データ分析やデータのビジュアライズを可能にするシステムの導入を15年から始め、「グッデイデータアカデミー」という勉強会もスタートするなど社内でのDX浸透のための下地づくりも進めている。19年からは、より実践的なデータ活用を検討する場として、「グッデイX」という会議をスタートした。こうした取り組みが評価され、22年に「第1回日本DX大賞」の「大規模法人部門」で大賞を受賞している。