グッデイ

北九州を地盤に店舗展開、説教的なDXへの取り組み

嘉穂無線ホールディングスの中核事業会社として、北九州と山口県でホームセンター63店舗を展開する。店舗分布は、福岡41店舗、大分8店舗、佐賀7店舗、熊本4店舗、山口3店舗(2023年1月現在)。2022年3月期の売上高は363億円で、福岡県ではナフコとシェアを二分する。キャッチフレーズは家族でつくる いい一日”Everyday GooDay”。

3月にリニューアルオープンした「ホームセンターグッデイ姪浜店」(福岡県福岡市)は、以前から繁盛店だったが、単価が低いことが課題だった。そこで、商品を絞り込み、売場の随所でワンランク上の提案を行う仕掛けづくりを行った。

グッデイは、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みでも注目されている。クラウド型グループウェアや、データ分析やデータのビジュアライズを可能にするシステムの導入を2015年から始め、「グッデイデータアカデミー」という勉強会もスタートするなど社内でのDX浸透のための下地づくりも進めている。19年からは、より実践的なデータ活用を検討する場として、「グッデイX」という会議をスタートした。こうした取り組みが評価され、22年6月に「第1回日本DX大賞」の「大規模法人部門」で大賞を受賞している。

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