京王電鉄、ベーカリー&カフェ「ルパ」で顧客の声を可視化する実証実験を開始

京王電鉄(東京都)は9月8日、グループのオープンイノベーションプログラム「JISOU(ジソウ)」において、京王食品(東京都)が提示した課題に対し、はこぶん(東京都)をパートナー企業に採択したと発表した。
今回の取り組みでは、京王食品が運営するベーカリー&カフェ「ルパ」にて、はこぶんが提供するデジタルレター型の顧客コミュニケーションツール「ホンネPOST」を導入。従来のアンケートでは得られにくい利用者の“ちょっとした声”を収集し、来店動機や販売促進施策の効果検証に活用する。
同社は、この取り組みを通じて顧客ニーズを把握し、商品開発や売り場づくりなどに活かすとともに、迅速な課題解決や顧客との接点強化によってカスタマーロイヤリティの向上を図る。
実証実験は9月10日から順次、「ルパ」18店舗で開始。店舗利用者がLINEを通じて「ホンネPOST」に投稿すると、匿名のまま運営側に届けられる。
京王電鉄は、「JISOU」を通じてグループ各社の課題解決に向け、スタートアップ企業をはじめ、外部企業との共創を推進していくとしている。





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