エコス、第1四半期決算は増収増益で推移


 エコス(東京都)が7月15日に発表した2026年2月期第1四半期決算(連結2025年3月1日~5月31日)は、営業収益が前年同期比6.4%増の351億8,300万円、営業利益が3.3%増の15億3,400万円、経常利益が1.5%増の15億7,600万円となり、増収増益で今期をスタートした。

 第1四半期は、グループ設立60周年を記念し、毎月、対象商品を選定してお値打ち価格で販売したほか、既存店舗の活性化策として「TAIRAYA」3店舗の改装を実施し、1店舗を新たに出店した。

 商品施策では、低価格志向への対応と品質向上、鮮度管理・商品管理の改善、自社ブランド「ナチュライブ」のアイテム数拡大、同じく自社ブランドの食品リサイクル・ループに沿って育成された農産物「サスベジタブル」の強化、地域ニーズに応えた品揃え、EDLP、時短商品の積極的展開などを実施。

 また、ヤングファミリー層からの支持拡大のため、SNSや公式アプリでのお買得・新商品情報を発信したほか、業務効率の改善のため、自動発注システムの活用や従業員のマルチタスク化を推進した。

 売上総利益は8億8,500万円増の92億4,400万円となり、売上総利益率は1.0ポイント改善して27.0%までアップ。営業収入も4,800万円増えたことで、営業総利益は9億3,400万円増加し、8億8,400万円増加の販管費を吸収。営業利益を前年同期より4,900万円ほど増やした。

 2026年2月期の連結業績については、増収減益を予想。営業収益で2.1%増の1,400億円、営業利益で0.3%減の60億円、経常利益で4.5%減の60億円を見込んだ。

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