アオキスーパー、中部地方の食品スーパーで初 BIPROGY社の電子棚札を導入開始


BIPROGY社の電子棚札
(アオキスーパー ニュースリリースより)

 アオキスーパー(愛知県)は7月16日、持続可能な社会の実現に向けてITを軸としたソリューションを展開するBIPROGY(東京都)が提供するクラウド型電子棚札ソリューション「BIPROGY ESL SaaS」および、4色対応(黒・白・赤・黄)の電子棚札を、2025年7月より順次導入し、2026年中に全店舗への展開を完了する計画を発表した。

 中部地方の食品スーパーマーケットにおいて、BIPROGY社の電子棚札が導入されるのは今回が初となる。

 同社ではこれまで、特売や産地変更に伴う値札の作成・印刷・交換作業が店舗スタッフにとって大きな負担となっていた。今回の導入により、こうした作業の負担軽減と業務の効率化を図るとともに、より働きやすい店舗環境の整備を進める。

 導入によって期待される効果には、価格や産地変更時の作業時間削減、レジシステムとの連携による売価不一致の防止がある。さらに、賞味期限が迫った商品の棚札を点滅させることで期限管理の効率化を図るほか、紙の値札を廃止することで、紙代や印刷コストの削減にもつながる。

 アオキスーパーとBIPROGYは、今回の取り組みを通じて電子棚札の多様な機能を活用し、作業負担の軽減と業務効率化を進めることで、地域の顧客に快適で価値ある買物体験を提供していくとしている。

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