スギHD、スギ薬局の電力再エネ100%化に向けてPPA導入を拡大

スギホールディングス(愛知県)はクリーンエナジーコネクト(東京都)と、2024年に契約を締結したオフサイトコーポレートPPAサービスの導入をさらに拡大し、追加のサービス契約を締結したことを3月17日に発表した。
同契約の締結により、クリーンエナジーコネクトはスギ薬局専用のNon-FIT低圧太陽光発電所を新たに32か所開発し、発電する電力と環境価値を関東エリアの22店舗へ提供する。
今回、オフサイトコーポレートPPAサービスの導入範囲を拡大することで、スギ薬局は累計65店舗に対し、クリーンエナジーコネクトが開発する62箇所のNon-FIT低圧太陽光発電所により追加性のある再生可能エネルギーを長期・安定的に調達することが可能となる。
なお、夜間など太陽光発電以外の電力には、スマートエコエナジー(東京都)のEcologyプランを活用することで、電力の100%再エネ化を実現する。
これにより、CO2排出量の削減効果は累計年間約8,560t-CO2となる。これは、一般的な家庭で使用される電力に換算すると約3,317世帯分の排出量に相当する。
また、スギ薬局専用のNon-FIT低圧太陽光発電所には「備えるコンセント®」を併設している。「備えるコンセント®」は、災害等により停電が発生した際に、発電所周辺の地域住民が太陽光発電で発電した電気を利用できる災害時用コンセントである。
