コープみらい、ライナフの「スマート置き配」を導入開始

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　コープみらい（埼玉県）は、オートロック付きマンションでの配達効率を向上させるため、ライナフ（東京都）が提供する「スマート置き配」を3月より導入した。

　コープみらいは、決められた曜日と時間帯に「手渡し」または「置き配」で荷物を納品している。しかし、オートロック付きマンションでは組合員が不在の場合は、荷物を届けられず、配送ルートの組み換えや再配達が発生し、配送コストの増加が課題となっていた。

　こうした背景から、同サービスを導入することで配達効率の向上と配達コストの削減を目指す。

　「スマート置き配」は、スマートロック「NinjaEntrance（ニンジャエントランス）」を用いてオートロック付きマンションの共用エントランスの鍵をデジタル化して、認証された配達員がオートロックを解錠できるようになり、受取側が指定した場所に配達員が荷物を届けるサービスだ。

　3月から、コープデリ枝川センター（東京都江東区）、コープデリ芝浦センター（東京都港区）の配達エリアで同サービスを導入している。効果が見込める場合は、2025年度中に千葉県、埼玉県、東京都内の全域へとエリアを順次拡大していく予定だ。