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マツキヨココカラ、第3四半期決算は増収増益で堅調

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マツキヨココカラカンパニーのロゴ

 マツキヨココカラ&カンパニー(東京都)が2月14日に発表した2025年3月期第3四半期決算(連結2024年4月1日~12月31日)は、売上高が前年同期比4.0%増の8,015億円、営業利益が4.9%増の616億円、経常利益が4.0%増の649億円となり、堅調な伸びをみせた。

 マツモトキヨシグループ事業の第3四半期連結累計期間の売上高は前期比262億200万円増の5,018億8,000万円、セグメント利益は34億6,200万円増の424億5,000万円。ココカラファイングループ事業については、売上高が42億1,700万円増の2,968億4,200万円、セグメント利益は13億400万円増の185億7,500万円となり、両グループ事業とも売上高・セグメント利益が伸長した。

 2024年12月末現在におけるマツモトキヨシグループの国内店舗数は1,932店舗(うち調剤薬局数460店舗、健康サポート薬局数35店舗)で、薬局経営支援サービスである調剤サポートプログラムの加盟店舗数は239店舗に拡大。海外店舗の展開では、グアムに新規出店し、タイ28店舗、台湾24店舗、ベトナム12店舗、香港12店舗、グアム1店舗の合計77店舗の展開となった。

 マスクや検査キットなどの新型コロナウイルス関連商品の反動減はあったものの、都市部や繁華街、商業施設内などにおける人流拡大や訪日外国人観光客の増加で、化粧品を中心に売上が好調に推移した。
ココカラファイングループでは、マスクや検査キットなどの新型コロナウイルス関連商品の

 反動減や、売上構成比の高い調剤事業において薬価改定の影響などがあったが、ロイヤルカスタマーの醸成に向けた販促策の実施によって化粧品の売上が伸長。全体の売上を押し上げた。

 2024年12月末現在のココカラファイングループの国内店舗数は1,562店舗(うち調剤薬局数546店舗、健康サポート薬局数93店舗)となった。

 2025年3月期の連結業績については、売上高で2.7%増の1兆500億円、営業利益で2.4%増の775億円、経常利益で1.2%増の815億円、純利益で0.3%増の525億円の増収増益を見込んでいる。

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