クスリアオキHD、中間決算は2ケタ増収・大幅増益

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クスリのアオキ

 クスリのアオキホールディングス(石川県)が12月26日に発表した2025年5月期第2四半期決算(連結2024年5月21日~11月20日)は、売上高が前年同期比12.6%増の2,428億円、営業利益が85.5%増の126億円、経常利益が84.9%増の129億円となり、大幅に伸長した。

 中間連結会計期間は、かかりつけ薬局として調剤併設率の向上を図るとともに、生鮮食品の導入による品揃え強化を実施。既存店の改装を積極的に進め、今期末までに一部小型店を除く全店で、青果や精肉、惣菜の導入を完了させる。

 中間期末のドラッグストアの新規出店は15店舗となり、ドミナント化をさらに推進。ドラッグストア併設調剤薬局については40薬局を開設した。また、食品スーパー事業についても積極的に取り組み、木村屋(千葉県)の全株式を取得して吸収合併したほか、ムーミー(香川県)を譲り受け、既存店を含め計18店舗の展開となった。 

 2025年5月期の連結業績については、売上高で11.0%増の4,850億円、営業利益で35.2%増の251億700万円、経常利益で27.4%増の256億700万円を予想。株式報酬費用を除いた場合の営業利益は0.5%増の255億円、経常利益で3.4%減の260億円を見込んでいる。

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