セキチュー、第3四半期決算は増収も2ケタ減益
セキチュー(群馬県)が12月25日に発表した2025年2月期第3四半期決算(非連結2024年2月21日~11月20日)は、営業収益が前年同期比4.2%増の235億9,200万円、営業利益が18.8%減の5億5,300万円、経常利益は18.6%減の5億9,200万円で、増収となったものの2ケタ営業・経常減益となった。
第3四半期は、継続して、顧客や現場従業員の声を収集し、新しい商品、サービス、売場の提案を行うとともに、デジタルツールの活用などを積極的に進め、地域の顧客から支持される取り組みを推進した。
売上総利益は7,000万円増の66億8,000万円となったが、売上総利益率は28.96%と前年同期比0.87ポイントのダウン。
売上総利益に不動産収入を加えた営業総利益は1億円ほど増えたが、販管費が2億3,000万円増加したことで、営業利益は1億3,000万円ほど減少した。経常利益については、営業外収益で違約金収入2,400万円を計上したが、営業外費用で支払利息が膨らみ、融資手数料1,700万円も発生。経常利益は1億3,600万円ほど減少した。
2025年2月期の業績については、特別奨励金の付与による費用発生などを見込み、営業収益で1.3%減の300億円、営業利益で31.5%減の5億円、経常利益で31.0%減の5億5,000万円、当期純利益で31.5%減の3億5,000万円の減収減益決算を見通した。