クスリのアオキ、関東・東北のスーパー46店舗を取得し東日本で事業拡大へ
クスリのアオキホールディングス(石川県)は12月5日、伏見屋(秋田県)、本間物産(山形県)、トップマート(千葉県)、LogiPlanning仙台(宮城県)の各社(以下「対象会社グループ」)が運営するスーパーマーケット46店舗および付随する資産(スーパーマーケット事業等)を、子会社のクスリのアオキが譲り受ける事業譲渡契約を締結したと発表した。
譲渡実施日は2025年2月28日を予定している。
クスリのアオキホールディングスは、「健康と美と衛生」を理念に掲げ、全国25府県でドラッグストア951店舗(うち調剤薬局併設店舗644店舗)、専門調剤薬局6店舗、スーパーマーケット18店舗を展開。食品販売を含めた利便性と専門性の強化を進め、大型店では生鮮三品の取り扱いも進めている。
一方、対象会社グループは、東北地方に36店舗、関東地方に10店舗のスーパーマーケットを展開し、地域密着型の経営で顧客の支持を得ている。
今回の譲受により、クスリのアオキは、食品スーパーの新鮮な食材の品揃えと、ドラッグストアのヘルス&ビューティーや日用品の品揃え、さらには処方箋を取り扱う調剤薬局を組み合わせた新たな店舗展開を目指す。
譲受店舗は順次改装され、地域顧客の利便性をさらに高める店舗としてリニューアルされる予定である。
同社は今回の譲受により、秋田県への初進出を果たすとともに、東日本地区での店舗網を大幅に拡大。さらに、対象会社グループの地域密着型経営のノウハウを活用し、東日本でのドミナント戦略を強化することで、企業全体の価値向上を目指す。