ジュンテンドー、上期は利益大幅回復

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ジュンテンドー外観

 ジュンテンドー(島根県)が10月11日に発表した2025年2月期第2四半期決算(非連結2024年3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比0.2%減の235億7,400万円と減収になったが、営業利益が69.1%増の8億4,500万円、経常利益が67.4%増の8億4,100万円となり、利益は大幅に回復した。

 上期の営業収益は、園芸農業、資材工具関連部門を中心に、継続して商品力の強化に取り組み、ホームセンター事業については前年同期を若干上回ったが、関連事業のブックセンター店舗の閉店により、全体では前年同期を下回った。

 春先の低温、天候不順の影響を受けたものの、売上の多い春の大型連休は天候にも恵まれ、売上は堅調に推移。また、梅雨明け以降は記録的な猛暑によって夏物商品、南海トラフ地震への備えや大型台風対策として防災・災害対策関連商品に動きがみられた。

 売上総利益は9,300万円増の69億7,100万円、営業収入を加えた営業総利益は8,500万円増の74億1,000万円。売上総利益の増加と、前年同期に発生した新規出店に伴う経費が上期に発生しなかったことや、それ以外の経費の削減に取り組んだことで、販管費が減少。営業利益の3億4,500万円増につながった。

 2025年2月期の業績については、営業収益で1.4%増の453億円、営業利益で9.7%増の3億5,000万円、経常利益で5.4%減の3億円を見込んでいる。

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