イオン(千葉県)が10月9日に発表した2025年2月期第2四半期決算(連結2024年3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比6.1%増の4兆9,994億円、営業利益が16.2%減の986億円、経常利益が19.7%減の898億円と、2ケタ減益で上期を折り返した
イオンリテール、イオン北海道、イオン九州のGMS事業の営業収益は2.6%増の1兆7,552億円、営業利益については前年同期より117億円減って82億円の営業損失を計上。ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス、フジ、マックスバリュ東海、いなげやのSM事業は、営業収益が10.8%増の1兆4,998億円、営業利益は61億円減の103億円。ビッグ・エーなどのDS事業は、営業収益が1.8%増の2,041億円、営業利益は2億円減って39億円。ウエルシアホールディングスなどのヘルス&ウエルネス事業については、営業収益が7.1%増の6,574億円、営業利益は57億円減の184億円となった。
いずれの小売事業も上期は営業減益となったが、2025年2月期の連結業績については、営業収益で4.7%増の10兆円、営業利益で7.6%増の2,700億円、経常利益で9.5%増の2,600億円と、増収増益を予想した。