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ローソン、約4,600店舗に太陽光発電と電力モニタリングサービスを導入

ローソンの外観

 ローソン(東京都)は中部電力ミライズコネクト(愛知県)と、10月11日から順次、太陽光発電設備を設置して売電を行うローソン店舗約1,600店舗(北海道・沖縄を除く全国)と中部・関東・北海道の一部のローソン約3,000店舗の計約4,600店舗にて、スマートメーターを活用した電力のモニタリングサービス「テラシテS」を導入した。これにより年間約1,200tのCO2排出量の削減を目指す。

 スマートメーターとは、従来のアナログメーターとは異なり通信機能を持ち30分ごとの電気使用量と売電量を計測した記録を遠隔で取得することが可能な記録型計量器だ。「テラシテS」は、既存のスマートメーターから得られる電力データを利用するため、導入時の機器の購入・設置が不要となっている。

 太陽光発電の売電先に関わらず、スマートメーターから取得する電力データを活用した太陽光発電設備の異変検知サービスは国内初となる。

 中部電力ミライズコネクトは、今回導入する「テラシテS」を通じてローソン店舗の遠隔モニタリングを行う。太陽光発電設備の故障による発電停止時にはローソンに通知し、店舗で早期対応することで発電ロス回避による発電量の最大化を図る。また、店舗の使用電力量データを活用し設備の稼働の見直しなどを行い、電力使用量の削減につなげる。

【参考:サービススキーム図】

・太陽光発電設備の稼働状況モニタリング

(画像)ローソン・ニュースリリースより

・各店舗の使用電力量のモニタリング

(画像)ローソン・ニュースリリースより