クスリのアオキHD、第1四半期は売上高と営業利益が2ケタ増
クスリのアオキホールディングス(石川県)が10月3日に発表した2025年5月期第1四半期決算(連結2024年5月21日~8月20日)は、売上高が前年同期比12.0%増の1,203億円、営業利益が10.2%増の73億円、経常利益は9.5%増の74億円となった。
第1四半期は、ドラッグストアを北信越に2店舗、関東に1店舗の合計3店舗を出店し、ドミナント化を推進した。また、ドラッグストア併設調剤薬局については、北信越の10薬局をはじめ、全国で合計20薬局を開設。調剤併設率の向上を図るとともに、生鮮食品導入による品揃え強化を行うことで、顧客に利便性と専門性を提供できるよう努めた。一方、既存店の改装も積極的に進め、今期末までに一部の小型店を除いた全店で、青果、精肉、惣菜の導入を完了する。
第1四半期は、売上総利益率が前年同期に比べて0.6ポイントほど落として26.92%となったが、販管費が0.5ポイントダウンして20.82%となったことで、前年に続き2ケタの営業増益を維持した。
2025年5月期の連結業績については、売上高で11.0%増の4,850億円、営業利益で35.2%増の251億700万円、経常利益で27.4%増の256億700万円を予想。売上高、利益とも大幅な伸びを見込んだ。