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ナフコ、第1四半期は大幅減益

ナフコ

 8月9日にナフコ(福岡県)が発表した2025年3月期第1四半期決算(非連結2024年4月1日~6月30日)は、営業収益が前年同期比6.3%減の486億円、営業利益は43.6%減の15億円、経常利益は43.2%減の15億円で、大幅な減益となった。

 第1四半期は、異業種を含む競合各社との競争激化や、物価上昇による日常生活における節約志向の高まりなどにより、厳しい結果となった。売上総利益については、PB比率が前年同期を上回ったものの、原材料費上昇などの影響により、前年同期比で9億1,300万円減少。販管費は、減価償却費や人件費の上昇などにより、2億1,300万円増となり、大幅な減益につながった。

 部門別の売上高は、「資材・DIY・園芸用品」が5.4%減の243億円、「生活用品」が6.2%減の118億円、「家具・ホームファッション用品」が8.0%減の82億円、「その他」が7.0%減の40億円と、いずれの部門も苦戦を強いられた。

 こうした業績を踏まえ、2025年3月期の業績については、期首予想を修正、売上高は期首予想から22億円減の1,907億8,400万円(0.7%減)、営業利益は19億円減の45億7,600万円(16.5%減)、経常利益は21億円減の46億2,900万円(16.6%減)とした。