イオンビッグ、カメラ映像で行動履歴を分析し商品陳列や品揃えを改善

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(イオンビッグ ニュースリリースより)

 イオンビッグ(愛知県)は、ザ・ビッグエクスプレス島店(福島県)において、お客の店舗内での行動履歴を分析するため、カメラ映像を利用することを7月26日に発表した。カメラで撮影された映像から、顔を含む全身画像以外に個人を特定する情報(氏名等)は取得しない。

 行動履歴を分析するために取得した映像は、人の動きのみを取得した後に速やかに破棄し、保存はしない。これにより、その属性のお客の店舗内での位置や棚前での行動を座標値として取得することで、商品の見つけやすさ、品揃え等を改善し、お客の満足向上に役立てる。

 この取り組みは、IoT推進コンソーシアム・総務省・経済産業省発行のカメラ画像利活用ガイドブックの指針に準拠して対応しており、同社では整備した取扱方法に従ってデータが取り扱われていることを責任者が確認している。

 カメラ等のデータを取り扱う機器や、電子媒体の盗難等を防止するための措置を講じるとともに、不正なアクセスや不正なソフトウェアから保護する仕組みも導入している。

【概要】
 データ取得期間:2024年7月開始
 撮影カメラ台数:8台
 映像から取得・加工・分析・予測しているデータ:
  <取得> お客の顔を含む全身画像
  <加工> 範囲内の人数データ
  <分析> 店舗内での移動、滞留状況およびお客が手に取った商品

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