富士薬品、和歌山県紀の川市と健康推進に関する連携協定を締結

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包括連携協定締結式包括連携協定締結式
包括連携協定締結式包括連携協定締結式 左から、株式会社富士薬品 配置事業本部 配置営業統括部 営業部 部長 前多 智樹氏、和歌山県紀の川市市長 岸本  健氏 (富士薬品 ニュースリリースより)

 ドラッグセイムスや調剤薬局などを展開する富士薬品(埼玉県)は7月26日、和歌山県紀の川市と健康推進に関する包括連携協定を締結した。これにより、同社の自治体との包括連携協定は5市目となり、地域住民の健康づくりを支援し、地域社会の活性化に寄与することを目指す。

 紀の川市では、2012年に「紀の川市健康増進計画」を策定し、住民の健康づくりに取り組んでいる。また、富士薬品は配置薬販売をはじめとする多様な事業を通じて、生活に寄り添うサービスを提供している。特に、営業員が定期的に家庭を訪問し、必要な薬を届ける配置薬販売は地域に根ざしたサービスであり、紀の川市では約1,500軒の家庭が利用している。

 同社は紀の川市と協力し、配置薬のネットワークを活用して住民の健康づくりを支援するとともに、防災や災害対策にも貢献する。具体的な協定内容には、セルフメディケーションの強化や防災備蓄品の無償提供、健康情報の発信、高齢者の見守りなどが含まれる。

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