セキチュー(群馬県)が6月26日に発表した2025年2月期第1四半期決算(非連結2024年2月21日~5月20日)は、営業収益が前年同期比2.0%増の77億8,400万円、営業利益が25.0%減の2億7,500万円、経常利益で25.7%減の2億8,300万円と、増収・2ケタ減益となった。
第1四半期累計期間は、物価上昇を背景にした商品仕入価格の高騰、水道光熱費をはじめとする販管費の増加で、苦しい展開を余儀なくされた。売上高は2.0%増の76億1,500万円となったものの、売上原価の1億8,300万円増(3.5%増)によって、売上総利益は3,400万円減(1.5%減)。加えて、販管費が6,200万円増(3.0%増)となり、営業利益を大きく圧迫した。
2024年度のテーマは、<「挑戦」~全員参加で新しいことに挑戦し、安心・安全なインフラ店舗をつくろう~>。顧客や現場の声を収集し、新しい商品、サービス、売場の提案を行うとともに、デジタルツールの活用などを積極的に進め、顧客に支持される取り組みを強化していく。
なお、2025年2月期の業績については、営業収益で1.3%減の300億円、営業利益で31.5%減の5億円、経常利益で31.0%減の5億5,000万円と、減収・大幅減益を見込んだ。