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ライフ、大阪万博で活用するメタネーション実証設備に店舗の食品残渣を提供

大阪万博で活用するメタネーション実証設備
(画像)■施設外観 、ライフ・ニュースリリースより

 ライフ(大阪府)は、大阪市や大阪広域環境施設組合の協力のもと、大阪ガス(大阪府)が実施する「再生可能エネルギー由来の水素と、生ごみを発酵させて製造したバイオガスをメタネーションし、都市ガス機器で利用するサプライチェーン構築・実証事業」に、同社の店舗より排出される生ごみ(バイオマス資源)を1トン/日提供し、食品廃棄物を削減することを5月23日に発表した。

 5月17日には、大阪広域環境施設組合が運営管理する大阪市此花区のごみ焼却工場である「舞洲工場」にて行われた、メタネーション実証設備の竣工式に参加している。

 このメタネーション設備は「舞洲工場」での実証後、大阪・関西万博会場に移設され、会場内で発生する生ごみ由来のバイオガスからメタンを製造し利用する予定だ。

 同社は今後も持続可能で豊かな社会の実現に貢献するため、環境負荷低減への取り組みを推進する方針である。

■協力内容概要
実施店舗:大阪市内9店舗(江口店、此花伝法店、堺筋本町店、清水谷店、崇禅寺店、西淡路店、東淡路店、弁天町店、本庄店)
協力期間:2024年4月~
提供物:大阪市内9店舗の生ごみ合計で1トン/日
提供先:大阪広域環境施設組合が運営する大阪市此花区舞洲工場の敷地内の実証施設

(画像)ライフ・ニュースリリースより
(画像)ライフ・ニュースリリースより