ジュンテンドー(島根県)が4月12日に発表した2024年2月期決算(非連結2023年3月1日~2024年2月29日)は、営業収益が前期比0.7%減の446億5,300万円、営業利益が64.8%減の3億1,900万円、経常利益が65.6%減の3億1,700万円、当期純利益が50.6%減の1億8,800万円となり、大きく落ち込んだ。
2023年度は、春から夏にかけての天候不順や、暖冬による季節商品の伸び悩みなどの影響に加え、幅広い分野における物価高による顧客の買い控えなどもあって、客数が大きく減少。減収につながった。
売上高の減少のほか、物価上昇と価格競争の影響で売上総利益が2.7%減となり、売上総利益率は前期に比べて0.6ポイントダウンの29.35%となった。また、販管費については抑制に努めたが1.6%の増加となり、売上高比で0.7ポイント上昇。人件費の増加や新店投資に伴う減価償却費負担の増加が影響し、各利益とも前期を大きく下回った。
2025年2月期の業績については、営業収益で1.4%増の453億円、営業利益で9.7%増の3億5,000万円、経常利益で5.4%減の3億円を見込んでいる。