1月12日にミスターマックス・ホールディングス(福岡県福岡市)が発表した2024年2月期第3四半期決算(連結2023年3月1日~11月30日)は、営業収益が前年同期比2.6%増の969億8,700万円、営業利益は28.0%減の24億8,600万円となった。
節約志向の高まりからPB商品が売上を伸ばしたことに加え、米やペットボトル飲料など食品が堅調に推移。また、品揃えを強化した省エネタイプのエアコンや冷蔵庫などの大型家電も売上を伸ばし、既存店売上2.7%増に導いた。一方、マスクなどの利益率の高いコロナ関連商品の売上が低迷。さらに改装やEC関連費用、キャッシュレス決済手数料などの経費増が減益につながった。
売上総利益は1.8%減の202億7,500万円で、売上総利益率は0.9ポイントダウン。販管費は3.7%増の216億円と膨らみ、営業利益を大幅に圧縮した。
同社では今回の業績を踏まえ、通期連結業績予想を修正、営業利益を前回予想から10億円減の30億円(前年同期比35.2%減)とした。