ナフコ 第2四半期の営業利益は39.1%減
ナフコが10月27日に発表した2024年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比3.4%減の1,010億円、営業利益は大きく落ち込み39.1%減の40億円となった。
節約志向の高まりによる買い控え、春先の天候不順など厳しい状況下で、各セグメントを強化し、PB商品の拡充に努め、新規に2店舗を出店したが、減収となってしまった。売上総利益は前年同期に比べて約25億円減(6.8%減)の340億円、売上総利益率も1.2ポイントダウンして33.7%となったことに加え、販管費が1.1ポイント上昇して29.8%となったことも、営業利益減につながった。
セグメント別では、資材・DIY・園芸用品は、除草関連商品、散水関連の好調な販売に対し、資材とDIY用品が苦戦し、売上が4.6%減の488億円。生活用品は、食品部門の飲料、日用品の洗濯洗剤や殺虫剤の販売が好調だったが、家庭用品が振るわず、1.4%減の258億円となった。また、家具・ホームファッション用品は、寝具部門の売上が前年を上回ったが、全体的に苦戦を強いられ、7.3%減の175億円となった。その他では、ペットフードなどが引き続き好調に推移し、6.2%増の87億円を売上げた。