全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤(東京都)と、デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」を展開するWolt Japan(東京都)は、Woltが提供する法人向け即時配送プラットフォーム「Wolt Drive」の活用に係るパートナーシップを締結した。このパートナーシップのもと、日本調剤は9月11日より、東京都および神奈川県内の18店舗で処方薬の即時配送サービスを開始する。
「Wolt Drive」は、Woltが法人向けに提供する「サービスとしてのデリバリー(DeaaS:Delivery as a Service)」。
商品の即時配送を希望するさまざまな企業が、Woltのアプリやウェブサイトに店舗ページを開設することなくWoltの配達システムを利用することで、通常30分程度で顧客への配送が可能になる。
日本調剤ではこのサービスを活用することで、オンライン診療やオンライン服薬指導を受けた患者や、薬局へ来局した患者へ処方薬の即時配送が可能となった。
日本調剤は「Wolt Drive」を活用した処方薬の即時配送も利用可能な店舗を順次増やし、11月には計約120店舗に対応店舗を拡大することで、東京23区内の幅広いエリアを配送地域としてカバーする予定。
また、来年以降は対応店舗を全国に広げていく計画だという。