経済産業省が発表した商業動態統計速報によると、ホームセンターの5月の売上高は3040億円(前年同月比2.0%減)、店舗数は4449店(45店舗増)だった。前年割れとなるのは4ヵ月ぶり。5月は、前年と比べて日曜日が1日少なかったことや、週末や月末の雨が影響した。主力の「DIY用具・素材」「園芸・エクステリア」は伸び悩んだが、「ペット・ペット用品」が好調でコロナ明けで外出需要が伸びたことから8ヵ月連続プラスの7.0%増だった。
商品別では以下の通り。
>DIY用具・素材 671億円(2.7%減)
>電気 141億円(1.7%減)
>インテリア 166億円(7.5%減)
>家庭用品・日用品 599億円(1.1%減)
>園芸・エクステリア 707億円(6.0%減)
>ペット・ペット用品 253億円(7.0%増)
>カー用品・アウトドア 156億円(2.9%減)
>オフィス・カルチャー 102億円(1.1%増)
>その他 244億円(5.4%増)
同様に5月のドラッグストアの売上高は6849億円(9.0%増)で、店舗数は1万8687店(703店舗増)。家電大型専門店の売上高は3506億円(4.7%減)で、店舗数は2669店(10店舗増)だった。