セブンイレブン、新たな「環境負荷低減店舗」実証実験を開始

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セブンイレブン「セブン-イレブン三郷彦成2丁目店」

 セブン-イレブン・ジャパン(東京都)は6月8日、日立製作所、リコー、サンデン・リテールシステムと連携し、各社の持つ先進技術を集め、更なる省エネ、創エネと蓄電の取り組みの進化を目指した環境負荷低減店舗の実証実験を、埼玉県三郷市の「セブン-イレブン三郷彦成2丁目店」で本格スタートした。

 今回の実証実験の取り組みとして、新型の冷凍冷蔵設備の設置に加え、外気を取り込み冷蔵設備や空調の負荷を低減させる給気システムを導入し、各省エネ設備、空調設備の使用状況等を把握し制御するための、全体最適化を図るエネルギーマネジメントシステム(EMS)で省エネを促進する。

 また、次世代太陽電池を初めて設置するとともに、屋根上の太陽光パネルやソーラーカーポートも設置することで、再生可能エネルギー比率を高めている。さらに、資源循環に配慮した可動式蓄電池(バッテリキューブ)を導入することで、発電した再生可能エネルギーを有効活用する。

 これらの対策の結果として、店舗における購入電力量は2013年度対比で約60%削減、CO2排出量については約70%削減することが可能となるとしている。

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