マツキヨココカラ&カンパニー 2023年3月期決算を発表 売上高30.3%増
マツキヨココカラ&カンパニー(東京都)は5月12日、2023年3月期の連結決算を発表した。
売上高は9512億4700万円(前期比30.3%増)、営業利益が622億7600万円(同51.6%増)、経常利益が667億2100万円(同49.7%増)、当期純利益405億4500万円(同17.9%増)となった。
マツモトキヨシグループ事業の売上高は5725億3500万円(前期比6.0%増)、セグメント利益は417億9700万円(同16.6%増)。ココカラファイングループ事業の売上高は3760億5100万円(同105.9%増)、セグメント利益は193億4700万円(同264.2%増)。
なお、ココカラファイングループ事業のセグメント利益には、旧ココカラファインとの経営統合(2021年10月1日)に伴い発生したのれん償却額62億8900万円、商標権償却費9億4700万円が含まれており、これを控除した利益は265億8400万円となる。
2023年3月末時点の国内店舗数は3409店舗(うち調剤薬局数924店舗、健康サポート薬局数145店舗)、海外店舗数はタイ24店舗、台湾21店舗、ベトナム5店舗、香港5店舗の計55店舗となっている。今後も、同グループが掲げる4つの重点政策である、利便性、独自性、専門性のそれぞれの追求と、グローバル事業のさらなる拡大を進めていくとしている。
2024年3月期における連結業績は、売上高9800億円(前期比3.0%増)、営業利益645 億円(同3.6%増)、経常利益690億円(同3.4%増)、当期純利益420億円(同3.6%増)を見込んでいる。