メニュー

ライフ、23年2月期の営業利益は16.5%減 今期は3期ぶりの増益見込む

ライフ
2023年2月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が7654億円、営業利益が16.5%減の191億円、純利益が12.4%減の133億円と減益だった。

 ライフコーポレーションが発表した2023年2月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が7654億円、営業利益が16.5%減の191億円、純利益が12.4%減の133億円と減益だった。

 同社では23年2月期から「収益認識に関する会計基準」を適用しているため、営業収益については対前期増減率を発表していないが、同基準適用前で比較すると2.3%の増収だった。既存店売上高は0.1%減だったが、「セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店」(東京都渋谷区)など11店を新設した効果で、全店ベースでは増収となった。

 24年2月期は、3月に開業済みの「宝塚中山寺店」(兵庫県宝塚市)と「ビオラルパルコヤ上野店」(東京都台東区)のほか、4月15日には「川崎塚越店」(川崎市)、同17日には「セントラルスクエアららぽーと門真店」のオープンが決まっており、通期では前期並みの10店の新設を計画している。これにより、営業収益は4.6%増の8010億円、営業利益は3.4%増の198億円と3期ぶりの増益を見込む。

 ライフは、27年2月期までの4カ年の中期経営計画も発表した。主要テーマとなるのは、「人への投資」「同質化競争からの脱却」「持続可能で豊かな社会の実現に貢献」の3つ。これらへの取り組みを通じて、その先の30年度(31年2月期)には、売上高1兆円、経常利益350億円、店舗数400店を目指す。