ナフコは1月27日、2023年3月期の通期予想を下方修正した。それによると、売上高は、期首始めの予想から47億円下振れする2034億円、営業利益は27億円下振れする101億円※とした。
当初は、売上高は0.8%増、営業利益は6.6増の、増収増益を見込んでいたが、一転して売上高は1.5%減、営業利益は15.9%減の減収減益となる。
同時に発表した4~12月の第3四半期決算も、売上高が1.7%減の1592億円、営業利益が16.2%減の94億円の減収減益に落ち込んだ。
上半期にかけて感染対策商品や巣ごもり関連商品の需要低下と、ゴールデンウィーク期間での苦戦も影響した。加えて、通期に向けて原材料価格の高騰の継続、物流コストの上振れ、仕入価格の上昇の長期化、さらに水道光熱費等の上昇など、収益を圧迫する要因が重くのしかかると予想した。
※2月3日記事修正しました。通期予想を下方修正した結果、営業利益は27億円下振れする「10億円」と記載しておりましたが、正しくは「101億円」でした。大変失礼いたしました。