支出管理の「LINEレシート」、スーパーやドラッグストアなどの価格比較機能を追加
対話アプリ運営のLINEは、レシート管理サービス「LINEレシート」にスーパーやドラッグストアなどの店頭価格を比較できる新機能「ショッピングサポート」を追加した。LINEレシート利用者が登録した情報を元に、同一商品の価格を比較できる。
12月6日から、新機能の先行提供を始めた。同意した利用者のレシートデータをもとに、店舗ごとの商品価格や商品の平均価格および推移を表示する。平均価格は1カ月から3カ月の推移を確認できる。
利用者が過去90日以内に3枚以上のレシートを登録した店舗は「よく行くお店」として追加され、「よく行くお店」で購入した商品の近隣店舗での販売情報が表示される。他のユーザーが対象商品のレシートを新たに登録すると、価格情報が自動更新される。
LINEレシートは、人工知能を活用したOCR(光学式文字認識)によりスマートフォンで撮影した画像からレシートに記載された品目や金額を読み取り、「支出管理」と「購入履歴の記録」ができるサービス。食費や交通費などの費目別仕分けも自動で行う。
LINEユーザーはLINEレシートを無料で利用でき、11月末時点での累計登録者数は300万人以上、累計登録レシート枚数は2億4000万枚を超えている。