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【セブン&アイ】18年2月期の営業利益は3916億円、7期連続の増益

 セブン&アイ・ホールディングスが発表した2018年2月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前期比3.5%増の6兆378億円、営業利益が7.4%増の3916億円と増収増益だった。

 営業利益は会社予想を51億円上回り、7期連続の増益となった。国内コンビニエンスストア事業が0.6%増の2452億円、海外コンビニ事業が17.3%増の790億円といずれも会社予想を上回り、全体をけん引した。イトーヨーカ堂、ヨークベニマルなどのスパーストア事業は5.1%増の212億円で会社予想を39億円ほど下回ったが、増益を確保した。そごう・西武を中心とする百貨店事業はほぼ予想通りの53億円(87.2%増)、セブン銀行が主体の金融関連事業は0.8%減の497億円で、会社予想を17億円ほど下回った。

 連結純利益は87.2%増の1811億円で4期ぶりの増益となり、過去最高を更新した。前期に計上したのれん償却がなくなり、特別損失が234億円減少したことなどが要因。

 19年2月期の連結業績は、営業収益が10.7%増の6兆6830億円、営業利益は6.0%増の4150億円、純利益は15.9%増の2100億円を予想する。