イオンは3月28日、2018年2月期の連結営業利益が前期比13.7％増の2100億円になったようだと発表した。従来予想に比べて100億円の上振れとなる。売上高に当たる営業収益は1.9％増の8兆3700億円で、従来予想を700億円上回った。
GMS（総合スーパー）事業、SM（スーパーマーケット）事業、国際事業の売り上げが改善したほか、イオンリテールを中心とするGMS事業で粗利益率の改善と経費削減が進んだことが利益を押し上げた。SM事業も粗利改善と経費削減で第4四半期に増益に転じた。国際事業では、中国とマレーシアで既存店に経営資源を集中したことで売り上げと粗利率が改善した。
純利益は前期比約1.9倍の210億円となり、従来予想を60億円上回った。