セコマ(札幌市)は11月1日、小売事業を分割し、新会社セイコーマート(同)に承継させた。コンビニエンスストア「セイコーマート」のチェーン本部事業、店舗運営事業などは、セイコーマートが行う。セコマは事業持株会社として、子会社の管理・運営や資産管理などを行う。
セイコーマートの社長は、セコマの丸谷智保社長が兼務する。
セコマは2016年4月に旧セイコーマートから社名変更。グループ事業をコンビニ運営の「リテール事業」、「物流・サービス事業」、「原料・製造事業」の3つの柱とするとしていた。コンビニの店名は「セイコーマート」のままだったが、今回の会社分割によって、再び店名と社名が一致することになる。