カワチ薬品は10月26日、2023年2月期の連結業績予想を下方修正した。営業利益は期初予想の82億円から70億円に引き下げた。今期から「収益認識に関する会計基準」を適用しているため前期比での増減は公表していないが、単純比較では7億円の減益となる。
感染症拡大の影響が薄まったことで外出機会が増え、前年までの巣ごもり需要の反動が出たほか、各種商品の値上げに伴う買い控えの影響もあった。売上高の通期予想は2800億円とし、期初予想から30億円引き下げた。また、純利益は46億円で、期初予想を9億円下回る見通し。
同日発表した22年4〜9月期の連結業績は、売上高が1425億円(前年同期は1443億円)、営業利益が40億円(同44億円)、純利益が28億円(同32億円)だった。