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トライアルカンパニー、「24時間顔認証決済」の一般客向け実証実験を開始

「TRIAL GO日佐店」
店頭カメラで顔登録を行うと、18歳以上であれば誰でも顔認証決済を24時間利用できる

 トライアルホールディングス傘下のトライアルカンパニー(福岡市)は、小型店の「TRIAL GO(トライアル・ゴー)日佐店」(同市南区)で一般客を対象とした「24時間顔認証決済」の実証実験を始める。

 店頭に設置されたAI(人工知能)カメラで顔登録を行うと、セルフレジでの顔認証決済が可能になる。同店は24時間営業で、生鮮を含む食品や弁当・総菜、酒類、日用品などを販売する。顔認証と同時に年齢確認を行うため、セルフレジで24時間、酒類を購入できる。

 同社では、4月20日にオープンした「TRIAL GO脇田店」(福岡県宮若市)で関係者を対象に24時間顔認証決済の実証を行ってきた。トライアルの社員、取引先メーカーや宮若市の社員・職員の総勢約250人が利用し、問題なく運用できることが立証されたことから、日佐店での一般客向け実証実験に踏み切った。

 日佐店では顔登録カメラ2台、顔認証カメラ8台を設置。18歳以上であれば店頭での登録後、誰でも顔認証決済を利用できる。

 日佐店で得られたデータの活用・分析を進め、顔認証システムの改良を行った後、他店舗への導入拡大を目指す。