マツキヨココカラ、香港に旗艦店を出店 東京のトレンドを発信
マツキヨココカラ＆カンパニーは10月21日、香港4号店となる「マツモトキヨシコーズウェイベイ店」を出店した。香港島随一のショッピングエリア、銅鑼湾（コーズウェイベイ）の商業施設「ハンルンセンター」内に出店した同店は、香港における旗艦店舗と位置づけられる。
売場面積792㎡の同店では、日本の美容文化や東京のトレンドなどを積極的に発信する。2フロアの店舗は合計10のテーマエリアで構成されており、1階には日本の最先端の情報やプライベートブランド商品を展示する「Private Brand専門ショップ」、体験型アートスペース「NAKED FLOWERS FOR YOU BLOOMING GARDEN」を設置した。NAKED FLOWERSではブース内の鏡の前に立つと、顔の画像解析データをもとに来店客のテーストに合う化粧品がレコメンド（推奨）される。
また、2階の「KATE – TOKYO TWO FACES」では、人工知能が来店客の顔や服装を分析し、東京でトレンドとなっているメイクアップ2種を提案。お薦め商品の購入も可能となっている。
メイクアップバーや、デジタル肌チェックができるスキンケアコーナー、サプリメントバーなども配置されており、世代や性別を問わず体験しながら商品選びができる店舗となっている。
同店の営業時間は日〜木曜日が午前11時〜午後10時、金・土曜日が午前11時〜午後11時。健康食品や衛生用品、日用品、食品も取り扱う。店内薬局は11月にオープンの予定だ。
マツキヨココカラは2022年5月に香港1号店を出店した。6月末時点での海外店舗数は、タイ、台湾、ベトナム、香港で合わせて49店舗となっていた。
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