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【スギHD】通期営業利益予想を20億円引き下げ、一転減益に

 ドラッグストア大手のスギホールディングスは1月6日、2017年2月期通期の連結営業利益が前期比4.8%減の220億円になりそうだと発表した。従来は3.8%増の240億円を見込んでいたが、一転減益となる。

 診療報酬改定におる薬価引き下げやインバウンド関連商品の売れ行き鈍化で連結売上高が従来予想を150億円下回る4300億円(前期比3.6%増)にとどまる見通し。出店増加に伴う人件費アップや物流・システムへの先行投資で販売管理費が膨らむことも響く。

 同時に発表した2016年3~11月期の連結業績は、売上高が前年同期比4.3%増の3226億円、営業利益が10.1%減の166億円だった。販売管理費は7.0%増と売上高の伸びを上回った。